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6月1日に開催された、松本市の国家戦略議会では、「松本市マンハッタン計画」と題した提案が持ち上がり、議論がなされた。
これは、松本市内をニューヨークのマンハッタンのようなスカイラインに仕上げ、次世代の都市景観を形成しようとするもの。
松本市では、長年いかに松本城やその他の周辺の自然を考慮して、都市開発を行うか議論されてきた。そのためか、建造物の高さは厳しく制限されていた。
その転機となったのが、長野県内の人口増加。
これを機に松本市の高さ制限が大幅に緩和。市内には相次いで高層ビル、高層マンションの建設が始まった。
とはいえ松本市内には松本空港がある。空港がないため、原則として高さ制限が無く、ほぼ自由なビル建設ができる長野市や上田市には、高さやビルの規模において、劣ってしまう。
今後、空港や歴史建造物とどう付き合いながら、都市開発をするか、注目が集まるだろう。