代表挨拶
みなさま、こんにちは。中部交通グループの代表取締役社長 きゆと申します。
中部交通グループは、新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るっていた2020年8月に、長野県鉄道グループを拡大、改変する形で発足した株式会社です。
前身の長野県鉄道グループの時代から、私たちは「地域の交通と生活を守る」ことが使命として求められておりました。そして中部交通グループへと名称変更をした以降は、中部地方の交通と暮らしを守る会社として、使命感が一層大きくなったことを社員とスタッフ一同が自覚して今日まで事業に取り組んでまいりました。
中部交通グループが発足してからの日々、私たちは数多くの困難と直面しました。
新型コロナウイルスの影響に負けず、利用客と地域の皆さんの暮らしを守り、そして同時に我が社の愛する従業員、そのご家族の皆さんの生活も守るという、困難で同時に誇り高い仕事を我々は遂行してまいりました。
その結果、日本の交通事業者の中では最低限の影響を持ってコロナ禍の経営を切り抜けたと自信を持って言えます。
その後、日本は記録的な物価高の経済に直面します。私たちは公共性のある皆さんの資産を運営する事業者でありながら、同時に営利企業でもあります。
どのようにして公共資産を皆さんにより利用しやすく提供できるかを考え続ける、そんな局面に今私たちは立っています。
この間、厳しいインフレに遭いながらも、信州経済は一貫して成長を続けており、街の活気は消えることを知りません。
だからこそ私たち中部交通グループは、引き続き繁栄する地元経済の土台をしっかり固めることが私たちの任務であると自覚し、引き続き地域の経済、暮らし、足を守る上で決定的な役割を果たしていきたい、そう思っております。
「古き良き」信州、「新しい最先端の」信州、この2つが合わさった世界に誇る長野県を、私たちの手で作っていきましょう。
中部交通グループ きゆ
2025年11月20日

